あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『首都直下型地震』についてお話しさせていただきます。
東京都は、東日本大震災を踏まえ策定した「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年公表)」及び「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年公表)」を10年ぶりに見直すこととしました。
東京都防災会議の地震部会において、検討を進めてきた内容をメデイアに公表しました。
東京都の検討内容を踏まえ、関西エリアに住んでいる私たちも「南海トラフ巨大地震」に備えた準備を怠らないようにしないといけません!
では皆さんは、巨大地震が発生したらどのように行動されますか?
①避難所へ避難する
②勤務先・外出先から自宅に帰る
③自宅で避難する
①避難所へ避難する
この選択肢を取る方が大半だと思いますが、現在のコロナ禍では集団で避難している事も、二次災害を考えると少し躊躇するかも知れません。
またこれからの夏場を迎える季節だと、熱中症で倒れる方や衛生面で食中毒になる方もいらっしゃるかも知れません。
熱中症対策としてマスクの着用が見直されていますが、避難所のような人が多い場所であればマスクは必須になるかも知れません。
巨大地震の準備と共に、体力や免疫力を上げる事も意識してください。
②勤務先・外出先から自宅に帰る
巨大地震が発生した時間帯や曜日によると思いますが、自宅を離れている時に地震に遭うと、家族の事や家の被害が心配で大半の方が自宅に帰られると考えられます。
その際に問題となってくるのが、公共交通機関です。
公共交通機関がストップし、大勢の帰宅困難者が出ると考えられます。
現在のコロナ禍ではリモートで仕事をされている方も増えてきたとはいえ、まだまだ会社へ通勤されている方も多いと思います。
職場が近い方はまだしも、公共交通機関を利用して通勤されている方は、勤務先や外出先からご自宅まで帰る際のリスクは大きいと感じます。
また、スマホのナビも、利用できなくなる可能性が高いです。
そのような場合も想定して、ぜひ勤務先で水や食料を備蓄する事をご検討ください。
※ あんじゅホームでは、一日分の飲料水をストックしており、会社の屋上には太陽光発電を設置しています。当然、ラジオや懐中電灯も常備してあります。
③自宅で避難する
自宅が安全な家であれば、一番安心で快適だと考えます。
その為にも耐震等級3は必須であり、出来れば制振装置も設置される事をお勧めさせていただきます。
巨大地震が発生すればインフラ設備は遮断されている可能性が大なので、飲料水や食料品のストックも必須だと考えます。
電気とガスの復旧速度については、阪神淡路大震災の時でも電気よりもガスは復旧に時間がかかっていました。
そのため、ガス併用住宅の場合はカセットコンロを常備される事をお薦めします。
電気については、太陽光発電や車のバッテリーを利用した発電、今後普及されると見込まれる電気自動車から電気を供給できるように考えていた方が良いと思います。
なお、内閣府の防災情報ページでは、関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる「南海トラフ地震」と、首都中枢機能への影響が懸念される「首都直下地震」は、今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で予想されています。
防災や減災にご興味のある方は、是非ともあんじゅホームへお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
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