あんじゅホームで住宅コンシェルジュをしている田上(タノウエ)です。
本日は、『SE構法』についてお話しさせていただきます。
あんじゅホームでは、全ての建物について許容応力度計算を行っております。
基本的に建物の構造は在来工法でプラン作成し、お施主様から設計依頼を頂戴した後から許容応力度計算の準備に取り掛かります。
その際に通常の間取りであれば在来工法で問題は無いのですが、間口や奥行きの長さが極端な長方形の土地でプラン作成する場合や、大きな吹き抜けをプラン上に作成している場合は、在来工法で耐震等級3や耐風等級2を取得する事が難しいと感じます。
特に、柱を建てずに大きなリビングをご希望されるお施主様には、
― 耐震等級3や耐風等級2を取得する事を優先されるのか?
― 間取りを優先されるのか?
等の優先順位をお聴きするようにしております。
その際に、”出来ればどちらも優先させたい”という想いをお持ちのお施主様に対してのみ『SE構法』をご提案するように心掛けております。
理由は、以下2点の懸念事項があるからです。
①建築費が、在来工法と比べて高額になる。
②ウッドショックの関係で、材料の納品日が通常の在来工法よりも読めない。
そこで、全てのお客様に対して『SE構法』を提案している訳ではありません。
なぜなら、『SE構法』だけでは無くあんじゅホームは通常の在来工法でも全ての建物について許容応力度計算を行っているからです!!
『SE構法』の良さは、法的に求められていないにも関わらず平屋や二階建てでも許容応力度計算を行う事にあります。
それが、あんじゅホームは全ての建物について許容応力度計算を行っているので、通常プランの建物まで『SE構法』にする必要性がないからです!
土地形状や、間取りによって提案していると考えて下さい。
但し、最近は『SE構法』ありきでお問い合わせ頂くお客様も増えてきました。
その場合は、上記の①②をお客様にご理解頂かないとスムーズな打合せが進まないかも知れませんね。
また、『SE構法』しか取り扱っていない工務店は、現状かなり厳しいかも知れません!
今まで提案していた請負金額を、最低1.2倍以上にしないと利益が直ぐに飛んでしまいます。
それとウッドショックにより工期が読めないので、大工さんや職人さんの手配が組めない状態だと思います。
かなり困った状態で、お施主様との板挟みだと思います。
かくいうあんじゅホームも『SE構法』で建築予定のお客様については、一ヶ月以上の工期遅れが発生しております。
世界中でコロナが蔓延した為に、さまざまな所に支障が出ております。
『SE構法』で検討し耐震等級3や耐風等級2を取得したいと考えている方は、通常の在来工法でも全棟許容応力度計算を行っているあんじゅホームを視野に入れてみては如何ですか?
皆さまからのお問い合わせを、ドンドンお待ち申し上げております。
あんじゅホーム公式リンク
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